元エホバの証人2世です。1
私は元エホバの証人2世です。
ブログを書こうと思った大きな要因なので、さっさと書いておきます。
とはいえ、よくある「トラウマです」的な話がしたいのではありません。
ブログをエホバの証人ネタ一色にするつもりも無いです。
私の物心かついたときから、母が信者でした。
私の中でエホバの証人は宗教ではなく、
歴史であり、生物であり、心理学で、道徳で、物語で、自然学で、
生活でした。
たぶん母にとっては、子育ての指南書の側面もあったと思います。
母は今でも信者ですが、信仰心というよりも、
聖書や真理について学んでいる研究者、というスタンスだと思います。
本人に言えば「いや、ちゃんと信仰もしてるよ!」と言われそうですが。
熱心すぎない、盲目的ではない、という意味のつもりです。
私は小さい時からわりと小狡いところがあったので、
私にとってポジティブな部分をそれなりに楽しんでいました。
面白い歴史物語や、
神の創造物である高性能な動植物の話、
気持ちの良い道徳観念と、
善良であろうとしてる大人たちとの交流などです。
いろんな世代の人がたくさん親切にしてくれましたし、
家族ぐるみのお付き合いができる家庭は1つ2つではなかったし、
(信者でないウチの父は入りませんが)
幼稚園や学校外で、学年の違う友達がいるのは特別なことでした。
お祈りとか面倒なことは形だけ真似して適当にやり過ごせば済んだので、
さほど重要では無かったのです。
続く。